ポンポン山を走る

ポンポン山を走るトレイルランナーのブログ

富士登山競争 5合目コース当日編

車で前日入り。
民宿で5人の相部屋。
2人の方と仲良くなった。
Sさんはフルマラソン3時間、ウルトラサブテンの実力者。
Yさんはウルトラに毎月出場されてる変態w
10時過ぎには寝たと思う。

目覚ましを4時半にセットしていたが、4時26分に起床。
気になっていた足裏がジンジンしていた。
最後まで走り切れるか不安になった。
すぐに朝食を取って車で駐車場である下吉田第二小学校へ出発。
の前にコンビニに寄り、軽量化を無事済ませた。
下吉田第二小学校についてから、着替えたり、アップオイルを塗る。
見事に晴れた。

今回の装備
自転車用ジャージ
ランパンツ
SKINSのアームウォーマー
THE NORTH FACEバックパック
ガーミン910XT
ミズノ ウェーブライダー18(いつも履いてるやつ)
バックパックを背負うかは最後の最後まで悩んだが、背負うことにした。

補給食
CCD500ml(自転車用ボトルに入れて)
ねり梅(攣り防止用)

6時過ぎに駐車場発のバスに乗り、大会会場の富士吉田市役所へ。
5合目コースは8時半出発なので、2時間くらい時間があった。
その間にエイドで水飲んだり、バナナ食べたりと。
7時に頂上コースがスタート。
スタートを見届ける。

あと1時間半(汗)
早く着き過ぎたな。
駐車場が一杯になるのを恐れて、早く着過ぎた。
トイレに行ったり、ストレッチしたり、軽くアップしたりして時間を過ごす。
8時頃スタート位置に並ぶ。
DブロックとEブロックがあって僕はEブロック。
Dが前に並んで、その後E
Dは去年のタイムが考慮されているらしい。
大体中盤より後くらいの位置に並んだ。
スタート数分前にゼリーを取る。

カウントを待ち8時半定刻にスタート。
人数が多いのでのろのろと。
最初の600mは平坦で、直角カーブを曲がってからはずーっと登り。
富士浅間神社を通過してから、結構抜かれた。
この辺りは勾配も緩いし、平地系ランナーが有利か。
吸水ポイントではできるだけ減速しないようにパパッと。
中野茶屋から未舗装路になる。
この辺りもまだ勾配は緩い感じ。
心拍計を付けていたが見ない。
でも、かなり上がっているのは分かる。
自分と相談しながらペースを作っていく感じ。
コース取りはできるだけ、道がきれいな(ボコボコしていない)部分を選んで行く。
馬返し付近(10.5km地点)通過。
ここを1時間切れば、サブ3くらいの走力があるとか。
残念ながら、1時間4分18秒(手元では1時間3分53秒)。
遅い…
序盤が遅すぎた。
がしかし、来年の頂上出場の権利である2時間25分切りは確信した。
あとは自分との戦い。
できるだけ好タイムで完走したい。
馬返しからは勾配がきつくなり、ほとんどのランナーが歩きだす。
ここからが僕の持ち味を発揮。
ゆっくりでもいいから歩かない。
どんどんパスしていく。
が、階段のきついところは流石に走るのはきついので歩く。
段々きつくなってくる。
歩くとペースが遅いみたいで抜かれる。
勾配のキツいところは歩いて、緩くなると走る。
あと2kmくらいで、右の脹脛が攣り始めた。
それでもペースを緩めない。
てか、バックパックに積んでいたボトルがかなり残っていた。
一口、口に含んで残りは捨てる。
結果バックパックはいらなかったわ(汗)
あと1km地点でタイムを見ると2時間切れそうな感じ。
ペースを上げる。
ゴール前のアスファルト区間で一人に抜かれてしまった。
ヘロヘロで差し返せない。
あと数百m。
歯を食いしばってスプリント開始。
自転車乗りは最後はモガく(笑)
急にダッシュしたもんだから、観客が声を上げたので前の選手が気付いてペースアップ。
あぁ〜騒ぐな〜。
で、ぎりぎり差し切れずゴール(汗)
クソ〜。

1時間55分51秒 146位/1061人

2時間切れればサブ3レベルらしい。
もちろん僕はフルマラソン出ても確実に3時間切れませんが。
とにかく来年の頂上ゴールへの参加権利をゲットできた。
足裏に違和感が出ていたので、一時は完走すら危ういと思ったので良かった。
来年は日本一の山岳レースに挑戦ができる。

レース後は民宿で一緒だったSさんとYさんと合流。
健闘をたたえ合った。
ちなみに2人には勝利したのだった!

それにしても激しいレースだった。
心拍数が平均173bpm。
最大心拍数の90%以上を2時間近く維持したことになる。
自転車で同じことをしようと思うとなかなか難しい。
トレランは心肺トレーニングにホント最適だなと思った。